
20秒/1問のタイムマネジメントでスコアを最大化する秘訣
知らなきゃ損!7つの採点基準
第3回の問題タイプ別攻略法では、Read Aloudの特徴やスコアをあげるためのコツについて解説します。
この問題もアルゴリズム(AI)により採点される問題の一つとなっています。DETの試験の中では、長くて14 words程度と最も短い英文が現れる問題ですが、それゆえ読んで録音するまでの準備作業と読み方に注意が必要となります。
このブログの内容については、YouTubeチャンネル「Read Aloud 攻略法」で紹介しています。動画ではサンプル問題を使って、細かな7つの音読する際の注意事項を反映させた読み方を一緒に練習するコーナーを設けています。ぜひ攻略方法の確認や英語力定着のためにご視聴ください。
▶問題のイメージ

引用:Duolingo English Test オフィシャルガイド「テスト情報」
オンラインで受けられる英語能力測定試験 (duolingo.com)
▶概要
- タイマーと「次の英文を読み、あなたの声を録音してください」を意味する英文メッセージ、そしてその下に読むべき英文と右下に録音ボタン「RECOR NOW」が見えます。
- この画面が出た瞬間からタイマーのカウントが始まります。
- 20秒以内に録音し、音声を提出する必要があります。
- 録音チャンスは、1度のみ
- 出題数:最大7問
▶重要ポイント
1 ) 20秒の使い方=タイムマネジメント
▷手順1 英文をすぐに読み録音しない
5~9秒は黙読し、①音の確認、②ポーズを入れる箇所チェック、③読めない単語の読み方を確認 ☚この3点は、とても大切です。
理由(1)
試験という緊張した中で英語を読む際、人は簡単な単語であっても違った単語の発音をしたり、文の中に存在しない単語を発音する事が信じられないでしょうが頻繁に起こります。このようなケアレスミスを避けるため、じっくりと音を頭の中に叩き込んで録音にのぞみましょう。
理由(2)
英語の資格試験ではworse(より悪い状態)を避け、意識的にbad(悪い状態)を目指すという戦略があります。つまり読めない単語は、正確に読めない可能性が高いという点ではbad(低く評価されます)です。そんな時、自信なさげにオドオドした読み方をするのではなく、自信ありげに大きな声で読む方が、少しでも正解に近い読み方が出来た場合の評価が異なります。基本的な考え方として。同じ間違えるなら、元気に思い切って間違える姿勢こそDETだけでなく海外で教育を受ける際に重要な姿勢であることを肝に銘じておきましょう。
▷手順2 残り10秒程度を使い英文を読む
普通の読み方ではダメです。5m先にいる人に聞かせるイメージで大きな声で、ハッキリとし
た発音で読み、録音してください。
2 ) 7つの採点基準を理解した読みを実践
AIは次の7点に基づき採点します。それぞれ頭で理解することはできますが、試験中、英文を読む際にそれらこれから説明する7つのチェックポイントを確認しながら読むことは至難の業です。まずは頭で理解し、無意識に実践できるまで何度も繰り返し練習をするようにしてください。
【1 内容】
先ほど「手順1」の中で説明した、正確に英語を読むとことを意味します。簡単そうで、実際練習問題をやってみると信じられないくらいよく間違えます。よくある間違いは、①前置詞を飛ばしたり、②書いていない単語を発音したり、③別の単語を言ったりするケースを見かけます。
【2 流暢さ:スピード】
早過ぎず遅すぎずのスピードで読むようにします。人は緊張すると無意識に早口で英語を読んでしまうものです。意識してゆっくりとハキハキ読むことを心がけてください。
【3 流暢さ:音の強弱】
基本ルールとしてcontent wordという意味内容を持つ単語つまり名詞、動詞、形容詞、副詞を強く読み、機能語と言われる前置詞、代名詞、冠詞、助動詞は弱く読むことを心掛けましょう。
次の6つの英文において、それぞれどの部分を強く読むか意識して読んでみて下さい。答えは、動画の中で紹介しています。1と2の英文は、DETスコア95を目指す方、3,と4 は110~120を、5,と6は130以上を目指す方に読めて欲しい英文です。
- She is wearing a white dress.
- She is organizing her closet.
- The company is optimizing its advertising within the budget.
- The liminal space between life and death is a mystery.
- The fog obfuscated the view of the mountain.
- His apocryphal tale left us ambivalent about its truth.
【4 流暢さ:連結音(短縮・連結)】
上記と同じ英文に音がつながったり、短縮される箇所を下線でハイライトしました。まずは意識して読めるか挑戦してみましょう。こちらも動画で分かりやすく説明し、視聴者の皆さんと一緒に練習していますのでご視聴ください。
- She is wearing a white dress.
- She is organizing her
- The company is optimizing its advertising within the budget.
- The liminal space between life and death is a
- The fog obfuscated the view of the mountain.
- His apocryphal tale left us ambivalent about its truth.
【5 流暢さ:ポーズ】
ほんの少しですがポーズを入れて読むことで、文の意味を理解していることを証明します。またこのポースを入れる場所は、決まったルールはありません。意味のカタマリで区切るのが一般的です。また4、5、6の英文のように主語の部分で使われている単語がbig wordであったり、主語が長い句や節をともっている場合は、主語の後ろで軽くポーズをいれてもOKです。
もちろん、カンマで区切られた英文はカンマでポーズを入れるようにしましょう。次の英文は連結音とポーズの2点を意識して読めるまで動画を使い練習してはどうでしょう?
- She is wearing a white dress.
- She is organizing her
- The company is optimizing its advertising /within the budget.
- The liminal space / between life and death / is a
- The fog obfuscated/ the view of the mountain.
- His apocryphal tale/ left us ambivalent/ about its truth.
【6 発音:子音が連続する単語】
こちらは比較的シンプルで、日頃英語を読む際に実践されている方も多いと思います。以下例を紹介します。
- train
tとrが連続する際、「トレイン」とは発音しませんね。「トゥレイン」
- strange
「見知らぬ」という意味であるstrangeは、「ストレンジ」とは発音せず、s, t, rが連続した読み方が必要となります。
※すみません。この単語に関しては英語の発音をカタカナで書くことが不可能です。お許しください。
- dress
「ドレス」と読まず、d, rが連結し「ドゥレス」と読みますね。
【7 発音:長い単語・発音が難しい単語】
最後は最も対策が難しいポイントです。上記6.の英文にあるapocryphalという単語は多くの方が読めないと思います。そんな時、どうするのが良いでしょう?最悪は、この英文を読まないという選択です。お勧めは、5秒~9秒の準備時間中に読み方をとりあえず決め、例えば「アポクライ」(正しくは「アポクリファル」ですが)と自信を持って読むことです。
■トレーニングに挑戦
YouTubeチャンネルでは、今回紹介した問題6題と類似問題6題の合計12題を使った練習をすることができます。ぜひご覧ください。
■次回予告
次回のブログではListen and Typeという問題についての攻略法を解説させていただきます。
■ブログを単に「読む」だけでなく、同じ内容を「見たり・聞いたり・話したり」することによって、英語力や解答力を向上させることができます。そのために、YouTubeチャンネルの視聴もおすすめです。今回の内容は、コチラからどうぞ。


